ほしのエキスポ

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《新築賃貸マンション》の家賃を素人なりに値切った話

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 ほしのです。

前回竣工前の新築分譲マンションを値切った話を書いたので、

今度はその前に住んでいた新築賃貸マンションの家賃を値引きしてもらった話をしたいと思います。 

設置予定の設備がなくなった 

そりゃあ普通、新築マンションの家賃なんて値切れるもんじゃありません。

私も当初からそんな下衆なことを考えていたわけではなかったのですが

とあるきっかけで交渉してみようと思い立ちました。

 

それは当初設置予定だった「浴室乾燥機」がなくなったという連絡が

不動産屋から夫の携帯に入ったとき。

夫はのんきに「別にこれくらいいいよね」なんて言っています。

 

しかし!

私には納得できない理由がありました。

そのマンションは大通りに面しており、車がびゅんびゅん通るような立地。

排気ガスで洗濯物が黒くなってしまうのではないかと心配していたのです。

 

でも、設備のなかに浴室乾燥機があるのを確認して

それ以外の条件が良かったこともあり妥協しました。

それなのに浴室乾燥機がなくなってしまうなんて!

 でも騒いでもおそらく計画が変わることはないでしょう。

 

そこで私に一つ悪知恵が浮かびました。

 これを理由に家賃を引いてもらえないだろうか・・・。

 

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ストーリー性を持たせて交渉する

そこで、夫に話してみると交渉してみてくれるとのこと。

 

1.大通り沿いで、洗濯物が黒くなるのを心配していること

2.迷ったが、浴室乾燥機の存在が決め手になったこと

3.妻(私)が乾燥機がなくなったことを理由に契約を解除したいと言っているが、自分(夫)はここがいいこと

4.金額が少し下がれば、妥協するということ

 

ここで重要なのは、単に設備がなくなったからというだけではなく、

その設備がこの物件にした決め手になったのだと伝えたことです。

 

正直言うと、乾燥機の存在は当然決め手の一つにはなりましたが

ほかの条件がかなり良かったため

おそらく当初からこれがなくてもそこに決めていたでしょう。

でも、ものは言いようです。

 

それから夫婦で役割を決め、私を不動産屋の敵・夫を味方とすることで

相手に夫に対する仲間意識を強めさせるという戦略、これは夫が考えました。

そしてこの戦略は次の新築分譲マンション購入の際にも生かされてくるのです・・・。

 

結果として、月額3,000円が管理費から引かれることになりました。

ちなみに10部屋くらいのマンションでしたが、

ほかにこんなこと言ってきた人はいない、と

不動産屋の担当者は苦笑いしていたようです。

 

そして実際に住んでみたら、洗濯物が黒くなるほど排気ガスはひどくなく

普通にベランダに洗濯物を干すことができました。

 

更新時は家賃を値切るチャンス

このマンションは一度しか更新しなかったため私たちはやっていませんが、

実は更新時というのは家賃を値切るチャンスなのです。

 

これは投資用マンションを所有してわかったこと。

新築時には多少プレミアムがついており、周辺の相場より高めに家賃が設定されます。

つまり新築時から住んだ人は、同じ家賃のまま仮に十何年も住んだとしたら

その時は十何年の物件にも関わらず

周辺より高い家賃を払い続けていることになるのです。

 

もしあなたが出ていって新しい入居者を募集するとしたら、

あなたが払っている新築時の家賃と同じ相場では募集できません。

当然下げることになるでしょう。

人の入れ替えの時には多少はリフォームも必要で出費がかさみます。

 

5,000円~10,000円下げて入居者を募集することになるくらいなら、

あなたに対して2,000円や3,000円下げても住み続けてもらった方が得なのです。

 

ちなみに私の所有するマンションの一つは

相場より高めの家賃のまま住んでくださっているとても素敵な方が入居しているので

あまりこういうことを大きな声でいいたくないですが・・・。

ローンがまだまだなので、その方が退去したときのことを考えると恐怖です。

 

もしご参考になれば幸いです。