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【高額療養費制度】思わぬ落とし穴で支払が2倍に!?

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ほしのです。

最近身近な人がこの制度のお世話になりまして。

 

入院や手術をしても支払限度額が決まっているので

非常にありがたい制度ですよね。

 

本来100万かかった手術で、3割負担で33万の支払発生としても

所得に応じて約6万とか約9万とかしか払わなくても済む。

 

しかし。

タイミングによっちゃ支払が2倍になってしまうことがあるんですよ!!

 

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高額療養費制度について詳しく知りたい?

じゃあ厚生労働省のページが一番確実だしわかりやすいよ!てへぺろ(・ω<)

 ・・・ご・・・ごめんなさい・・・・

 

 

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 出典:高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

現在は70歳未満の人の場合は上記のような計算式で

所得に応じて支払限度額が決まっていますね。

上にも書きましたが例え100万の医療を受けても上記の支払額で済むわけです。

 

しかしこれは病院が勝手に手続してくれているとかそんな類のものではありません。

当然自分できちんと申請が必要です。

 

 

制度活用のざっくりとした流れ

 

まず、入院や手術で高額医療を受けることが決まったら、何はともあれまず

「限度額認定証」を手に入れましょう。

 

ハガキサイズくらいの紙でできた書類です。

加入されている健康保険組合から発行してもらうものですが、

会社に勤めている人や扶養されている人はその会社の人事にまず連絡しましょう。

人事が健康保険組合に連絡を取って用意してくれて、後日郵送されてくるのが普通です。

 

 

無事「限度額認定証」を手に入れたら病院に提出です。

普通は病院に「入院受付」というカウンターがあり、入院当日は指定された時間にそこに行くことになります。

入院当日に保険証・診察券と一緒に揃えてそこに提出します。

事前に渡しておいても良いケースもあるので、いつ提出すべきかは念のため入院前に確認しましょう。

 

※ちなみに話がずれますが、自分で別にア○ラックとかの医療保険に入っている人は事前に保険会社にも連絡して請求書を取り寄せておくと良いですよ。

医師に診断書を書いてもらわないといけないのですが結構時間がかかるので、この段階で一緒に提出しておいた方が楽ですから。後からでももちろん大丈夫ですが。

あと、会社を長く休む人は会社に提出する診断書も必要なのでこのとき一緒に伝えておきましょうね。専用の書式があるかどうかは事前に人事に確認してください。特にない場合は病院の書式で作ってくれます。

 

 

さあ、これで安心!!

支払のときに限度額までの金額しか請求されません。

万歳!!!意外とカーンタン♪

 

限度額認定証は退院の時に返してもらえるので

もう不要な場合は健康保険組合に返却しましょう。

 

 

入院間近で限度額認定証の取得が間に合わない場合

 

そんなあああ!!!

もう明日入院だよ!!間に合わねえよおぉぉぉ!!

というアナタ!

 

安心してください、事後に支給申請することもできますよ!

申請方法はご加入の健康保険組合(窓口は会社勤めの人ならたぶん人事)に確認しましょう。

 

ただ、病院窓口では一旦3割負担の方ならその金額を支払しないといけません。

手術とかになると3割負担でも何十万になることが多いのでできれば避けたいですよね。できるだけ事前に限度額認定証を取得しておきましょう。

 

 

2ヶ月にわたると支払が2倍に!意外な落とし穴

 

さあ、無事に申請も終わりました。

 

晴れて手術が成功し、経過も順調そのもの、予定通り3週間後に退院したAさん。

Aさんは④区分エのため57,600円の負担のはずです。

 

食事代や差額ベッド代はここに含まれないため多少の加算はあるはずですが

ベッド代無料の部屋にしたし、食事代は微々たるもの。

 

念のため10万円持って支払の望んだものの・・・・

なんと請求は10万円以上。な、なんで!!?申請できてなかったの??

 

実はAさん、11月29日に入院し、30日に手術を受けていた。

大きな手術だったため12月1日は集中治療室に入っていましたし

その後もしばらくチューブにつながれて数日間は寝たきり。

少しずつチューブも抜けてリハビリをしながら、ほぼ元の生活に戻るまでに回復したため予定通り3週間、12月半ばで退院しましたが・・・。

 

実はこの入院スケジュールに原因があったのです。

 

 

高額医療制度の限度額はあくまで1ヶ月に発生した医療費に対するものです。

Aさんは11月に手術したためまずここでかなりの医療費がかかってますが

限度額のおかげで57,600円の負担に抑えられます。

 

しかしAさんは当然ながら12月中もしばらく入院し、

集中治療室に入ったり色々な医療を受けました。

つまり12月の医療費もけっこうな高額医療になっていたのです。

ここでも限度額で57,600円の負担。

 

入院~手術~退院が11月と12月の2つの月に

またがってしまったため2倍の支払となったのです。

もしこれが12月1日入院して12月中に退院していれば

総額で57,600円の支払で済んだはずなのです。

 

 

でもこれって運だよ!あまりワガママ言わないようにね

 

 つまりAさんが事前にこのことを知っていて

12月中に入院から退院まで済ませたいと病院にお願いし、

それが通っていれば支払は半分で済んだということ。 

 

だけど、もしAさんが命に関わるような病気で手術したのなら、

こんな制度を気にして手術を遅らせるのはあまりに怖いですよね。

 

病院側としてもすべての患者に対して

1月の間に済ませるようなスケジュールを組めるはずがなく、

すべての患者がこんなことを要求しだしたら本来すべき治療が回らなくなるでしょう。

当たり前ですがあなたが2倍払ったからと言って病院が儲かるわけではありません。

 

そういうことを考えるとあまりワガママは言えませんね。

もしあなたの病気が緊急性の低いもので、

そんなに病院に迷惑をかけなさそうな雰囲気であれば

ちょっと相談してみてもいいかもしれません。

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