ほしのエキスポ

うつを愉しむ。

男性諸君、女子のネイルをむやみに褒めるな

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ほしのです。

「女性のネイルを褒めると良い」というモテテクがはびこっているようだ。

しかしこの風潮に一言モノ申したい。

女子のネイルはやたら褒めるな、と。

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ネイルを褒められても話が続かない

 

20代半ば頃に将来を考えられるような相手を求めて

合コンを繰り返していた時期がある。

 

何人かの男性とデートを重ねる中で少し気になることに気づいた。

やたらとネイルを褒めてくるのだ。

特に女性慣れしていなさそうな人に多い。

たぶん、どこかのモテテクとかに書かれているんだろう。

全くネイルに興味なさそうな男子に限って何の脈絡もなく突如ネイルを褒め始めるのだ。

 

 

今でこそマニキュアすら塗っていない私だが

当時は月イチでネイルサロンに通って常にピカピカのジェルネイルをキープしていた。

当時は少し装飾を加えると軽く15,000円くらいいく贅沢品。

完全に自己満足の無駄遣いである。

 

今は5,000円くらいでできる高品質の店も増えてきているようだが

当時は安い店なんかに行くとすぐはがれたり、爪が痛んだり散々だったため

ある程度の出費はやむを得なかった。

 

 

さて話を戻す。

初めてのデートでここぞとばかりに「爪、キレイだね」とほめてくれる男性。

しかし返す言葉は「あ、ありがとう」しかない。

男性「・・・・・」

私「・・・・・」

 

話、続かねーよ。

 

『カルジェルかバイオジェル扱ってる店でやるようにしてるんだ。

私は爪が乾燥してるからバイオジェルの方がもちがいいんだけど

カルジェルの方が爪にやさしいんだよね、スカルプとかは問題外!』

 

とか返すわけにもいかないでしょ。

相手が本当は興味がないのが見え見えで苦しい。

 

 

私「表参道の店でやってて」

男性「へー、おしゃれだね!表参道なんて全然行かないや」

私「そうだよねー・・・・・」

男性「・・・・・」

 

話、続かねーよ。

 

最もダメダメな返しはこれだ。

男性「それっていくらくらいかかるの?」

私「えっと・・・1万円くらいかな

(ホントは15,000円だが金遣い荒いと思われたくなく微妙にごまかす)」

男性「ええ!?そんなにするの!?へー・・・」

 

大きなお世話である。

カネのことはあまり聞くべきではない。

 

 

女性のネイルケアは自分のため。価値観に文句を言ってはいけない

 

まず前提として理解しておいていただきたいのが

女性がネイルをやるのは男性にモテるためではないということだ。

 

手は最も自分で目につきやすい箇所である。 

仕事中、パソコンを操作しているとき、

ふと目に入るピカピカの自分の爪を見てひとときの癒しに浸るのだ。

自分のためにやっているのだ。

贅沢であることは承知のうえで高い金をかけて。

 

お金をかけるところは人それぞれである。

お昼はお弁当を持参し、ペットボトルは絶対買わない。

その代わり思いっきりネイルにお金をかける、別にいいではないか。

 

例えばうちの姉は結婚して子供がいるのに

いまだに独身時代の小さい冷蔵庫を使っている。

母はかわいそがって「買ってあげた方がいいかな」なんて言っている。

だけどこれは違う。

姉は別に冷蔵庫を買えないわけではない。

写真館でお金をかけて子供の写真を次々と撮ったりしている。

彼女にとって冷蔵庫の優先順位が低い、ただそれだけなのだ。

 

 

ほとんどの人が徐々にやめていくからご安心を!

 

ええ?ネイルってそんなにお金かかるの?

そんな金遣いの荒い女嫌だよ・・・と思った諸君に朗報である。

ほとんどの女性はある程度の年齢になると

ネイル熱が冷めてサロンに行くのをやめるようになる。

 

当時こぞってネイルを見せあっていた同僚たちも

今もサロン通いを続けている人は一人もいない。

年下の後輩たちはまだやっている子が多いが、徐々にやめてきている。

マメな子は自分でマニキュアを塗ったりしている。

 

20代前半から半ばではピカピカのネイルは

その値段に見合った価値のあるものなのだが、

20代後半から30代になってくると

値段に見合わない贅沢品だと感じるようになってくる人が多い。

 

どちらが間違っているとかではない。

価値観が変わっただけだ。

 

 

ネイルを褒めて効果的なパターン4つ

 

さて、おしゃれに興味がないのにネイルを褒めるのは

話が続かずに沈黙を招くだけであまり効果的でないことがわかった。

 

だけど言い方によっては悪くないケースもある。

 

1.長く会話しないシチュエーションで褒める

例えばちょっと給湯室でばったり会って一言声交わすくらいのタイミング。

「お、ネイルかわいいね」

これ以上会話を続ける必要のないシチュエーションでは

さりげなく褒めることで自分に好意があるのかな?と期待を抱かせる

いい戦略かもしない。

 

 

2.楽しんでいることに共感してくれている褒め方をする

ネイルの話で沈黙にならなかった経験としては

「ネイルかわいいね。女の子っていいよね、色々楽しめて。

俺も女に生まれてたら絶対やってるわ」という言い方をされたときがある。

 

この言い方をされたときは沈黙にならずに話が続いた。

ただマニュアル通りに「かわいい」と言い捨てるのではなく

自分の楽しんでいることに共感してくれている感じがしたからだ。

 

 

3.「ネイルかわいいね」と手をとってそのまま手をつなぐ

恋愛初期でどうやら両思いだぞ、なんてシュチュエーションでは

ドキドキしていいかもしれない。

手をつなぐことが目的でネイルの話をしたのだとお互いわかっているし、

会話を継続する必要などない!うひょひょ!(妄想)

 

 

4.つきあってからこそ時々褒める

初デートで突如ネイルを褒められると

お互いのことを良く知らない間柄のため会話が続かずに困るのだが、

むしろ付き合ってから時々ふと褒めたりするのは

マンネリ感を解消し、女性がキレイで居続けようという

モチベーションになるのでいい関係を保つのに効果的かもしれない。

 

 

あとすみません、最後に女性側からの反省として

「あ、ありがとう」だけでなく

「細かいところに気が付くんだね。普段からそうなの?」などと

観察力あるアナタ仕事できそうステキー的な流れにもっていくという手も

あったような気がします。ゴメンナサイ。力不足でした。

 

以上、非常に個人的な見解ですがご参考になれば幸いです。

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