ほしのエキスポ

うつを愉しむ。

うつっぽくなってしまった。

あまりにもやる気がしないので、

ネットでよくある「うつ病セルフチェック」みたいのを検索して

チェックしてみた。

複数のサイトからいろいろ試してみたけれど、

ことごとく「重度のうつ病」の可能性があります。と。

 

具体的には、

・新しいことに取り組む気がしない。

・今までできていたこと(家事や頭を使う仕事など)を

 やり始めるのにエネルギーが必要。

・なんとか取り掛かっても、集中力が全くなく、少し集中できても続かない。

・脳の9割くらいに水が溜まっているようなイメージ。

 残り1割でアップアップしている。

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実はこんなふうになったのは初めてではない。

だけれども、今までより深刻なのは、

自分で自分をごまかして鼓舞することすらできなくなってしまったことだ。

 

もともと自己肯定感の低い自分は、いつも人の評価ばかり気にして生きてきた。

子供のころからそこそこ成績はよく、何をやってもまあまあできた。

「まあまあ優秀」ゾーンに位置していないと不安でしかたなかった。

 

でも、成長するにしたがって、自分はものごとを深く追求するのが苦手と気づいた。

だけど「優秀」できたから、できているふりをするのに骨を折った。

それに「やりたいこと」がない。

やらなくてはいけないことはあるし、

就職したら、「その会社の従業員として」ならやりたいことができたりする。

だけど一個人としてやりたいことなんて、かつてあったことがあるだろうか。

 

皆失敗を糧にするという。

だけど私は失敗するとそれがつらい記憶、もう思い出したくない記憶として

脳の奥に閉じ込めてしまう癖がある。

だから、客観的に考えると極端なことはわかっているのだけれど、

例えば大学の時のゼミで失敗したことがあったら、ゼミの経験すべてが

思い出したくない記憶になってしまっていたりする。

新卒で入社した会社で一つ失敗するとその会社自体を黒歴史として封印する。

 

そうすると案の定、自分の人生のすべてが封印されてしまった。

デリケートすぎるとよく言われるけれど、

私だってなれるものなら図太くなりたい。

 

病院に行くほどの元気があるなら、もっといろんなことできてるよって

思ってしまう自分はおかしいのだろうか。

今よりもう少し元気なときはメンタルクリニックに行っているときもあった。

だけど、あまりしっくりこなくて、

一番悪いのは自分なのだけれど、とってもいい先生だったけれど、

それでもあのとき先生のあの対応がなければ今頃は!

とかつい人のせいにしたくて思ってしまうときもあって、

もうその先生の所に行くのがしんどい。

別の病院を探すのはもっとしんどい。

本末転倒だけれども、少し回復しないと、病院に行けないと思う。

だって病院に行ったって、自分がどうしてこういう状態になったのか、

自分はどういう風に回復したいのか、筋道を立てて説明できないと

みっともないと思ってしまうからだ。

 

こうなってしまったのは外的要因がいろいろあって、

だからやむを得なかったと、

あなたは人一倍立派なのに恵まれなくてこうなってしまったねと

慰めてもらいたいのだけれども、

もうそういう風に自分や他人をだましてうまく見せかけるのにも限界にきている。

 

どうやら自分がほんとうに無能なのだと気づき始めてしまっている。

平均より上に位置したいと思ってしまっていたのに今やむしろいわゆる底辺。

ある程度年齢を重ねてから自分の無能さに気づくのは残酷だ。

 

 

こんな本を見つけてKindleで買ってみた。

 

Kindleはひきこもりにやさしい